芸術家肌


先日、とっても素敵な贈り物をいただきました!!

まずはさっそくご覧ください。

・・・そう、切り絵です!

モデルはもちろん私たち(照)

この切り絵を作られたのは、なんと、ある老舗ホテルのソムリエかつバーテンダーでもある方なのです。来月8月4日のオープン一周年のお祝いにと頂きました。しかも3枚も・・・(もう一枚は左下の反転バージョンで、額の裏に入っています)
感激しました。

さっそくお店の壁に飾り、鑑賞します。

モノクロの世界ですが、じっと眺めていると静寂というより今にも動き出しそうで、いつも賑やかに営業しているお店の雰囲気がカラーになって鮮やかに伝わってきそうな感覚がします。

細かいところを見ていくと、グラスとグラスの重なり部分が切り絵ならではの美しいコントラストを描いています。磨かれた丸いグラスの輝きと細く味わいのあるステムの直線に思わずグラスを手に取ってみたいなぁ、、という気持ちが起こり、作品との距離感がぐっと縮まります。

シェフがワインを注いだグラスの中には液面のゆらめきも感じられ、丁寧に表現された手元とクロスの布の柔らかさが作品に奥行き感を与えています。

私、名前にも「絵」の文字が入っているのですが、絵を見るのが好きです。なのでこうやって感想を書きだすと長くなりそうなのですが・・・(^^;; 私たちの表情筋や髪の毛の質感まで細かく観察され、表現されているなぁ。。と、しばらく自分を見つめてしまいました(笑)見たらすぐお二人だと分かったよー!と作品を見たお客様もおっしゃっていました。

素敵な切り絵の贈り物。ソムリエさんですが・・・まさに芸術家肌。お店の階段横に飾っていますので、ぜひ生の作品もご覧いただければと思います(*^^*)


☆・・・ブログ裏話・・・☆

シェフが両手で持っているワインはロベール・グロフィエのレザムルーズ2004年です。赤いキャップとエチケット(ラベル)の形だけで、「グロフィエだー!」と気付く方がいるかも知れませんね^^ ソムリエさんに、作品だけでなくこんな素敵なワインまでいただいてしまいました。

華やかなアタック、複雑でどこまでも伸びやかな余韻、グロフィエらしい力強さと柔らかさも持ち合わせた素晴らしいワイン。わたしたちのお店もこのワインのように年月を重ねていきたいです。

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