先日、某ビール会社さん主催のビールづくり体験に行ってきました!
毎年参加者を募集しているそうで、OBのお客様から教えて頂き参加することができました。
ビールづくりと言っても長~い工程があり、私たちが体験したのは「仕込み」の部分。
簡単に説明すると、
①原料の麦芽を水から煮立て、かき混ぜたり温度管理をしながら麦汁を糖化させる(途中二つの釜に分けてそれぞれ異なる温度で管理)
②糖化した麦汁をろ過し、ホップを添加
③遠心分離を利用して麦汁とホップを分離、上澄みだけを別の容器に抽出
④氷水で冷やされたポンプの中に麦汁を通して冷却
⑤酵母を添加
…という工程。
すごくシンプルに書きましたが、朝9時半~16時まで一日がかりの作業!
できあがった麦汁は同じ作業を行ったのに、温度管理や微妙なかき混ぜ方の違いでグループごとに全く異なる味わい(苦みが強い、バランスがいい、等)になっていました。原料や工程についての説明も丁寧で、想像以上に本気の体験教室でした。
もちろん体験そのものも楽しかったですが、インストラクターさん達の情熱やサービス精神には驚くばかり。参加者を楽しませよう、自分達のビール造りについて伝えよう!という気持ちが随所に伝わってきて、素敵な皆さんの姿に最後泣きそうになりました(笑)
ビールもワインも嗜好品なので、味わいが好き!というのは第一条件ですが、本気の気持ちが伝わることで丸ごと会社やブランドのファンになってしまうものなんだなぁ、、と体感しました。
仕込んだビールはその後インストラクターさんが熟成から瓶詰、シール貼りまで手作業で管理してくださり、6週間後に宅急便で送ってくださるそうです。どんなビールに仕上がっているか、とっても楽しみです(*^^*)
写真上:麦汁が焦げ付かないようにゆっくり、ひたすら撹拌
写真下:糖化の終わった麦汁を冷却中!