地磁場逆転地層チバニアン!

戦隊ヒーローのようなブログタイトルですが、昨年からニュースになっている『チバニアン』を見に行って来ました。

あ~なんか聞いた気がするけど、チバニアンって何?…と思われたあなた。

チバニアン(千葉時代)という区分が、白亜紀、ジュラ紀などのそうそうたる地質時代と並んで、新たに国際学会で認定される可能性が高くニュースになっているのです。場所はなんとClos Kachidokiシェフの故郷、千葉県市原市。千葉県のちょうど中央あたりに位置します。

なぜチバニアンが認定されようとしているのかというと、地球の歴史で磁場(S極とN極)が現在と逆転している時代が何度かあり、最後に逆転していた時代の地層にその証拠が残っているのだそうです。

↑仕事中にわざわざエクセルで作成しました( ̄▽ ̄)←何しとるんや。仕事しろ。
77万年前はジャワ原人がいた時代といわれています。

お正月に行ったのですが、田淵会館という公民館がチバニアンの仮駐車場になっており、ほぼ満車の20台ほど車が停まっていました。そこからかなり急な斜面を5分ほど、養老渓谷へ向かって降りて行きます。
こんな綺麗なところ。

そしてこれが、、、お待ちかねのチバニアン!!!!
じゃーーーーーーん!!

・・・???( ̄▽ ̄)

なんのこっちゃ?という感じですが、地質マニアでもない限りこれを見てもあまり感動はないかも知れません(笑)粘土や砂の混じった地層に3色のフラグが付けられており、赤=現在と地磁気が逆転していた時代、黄=地磁気がフラフラと安定しない時代、緑=現在と同じ地磁気を表しています。

丸い穴は調査のため地層を掘ったもので、磁鉄鉱が当時の磁気を帯びており地磁気逆転の証拠となっています。(S極、N極が現在と逆)

特筆すべきはこの地層、昔は海底に沈んでいたのが地殻変動によって隆起したため、奇跡的に現在私たちの目で直接見ることができるのだということ。ロマン!!
まだ見学路は整備されていませんが、市原市は国の天然記念物の指定を目指しており、そうなれば補助金が見込めるとのこと…。もちろん勝手に地層に触れてはいけないのですが、千葉キッズが斜面で楽しそうに遊んでいたので一日も早い整備が望まれます!

ちなみにイタリアにも同じ時代の地層が残っており、イオニアンという名称でチバニアンと認定を争っていましたが、チバニアンが一次審査を通過し、何かない限りこのまま認定される見込みとのこと。やるね千葉!

所縁のある場所なので、お店には全く関係ありませんが語ってしまいました。めでたく認定されたら懲りずにまた書こうと思います(^^)

♡もっとチバニアンについて知りたくなったあなたへ♡
15分で学ぶチバニアンby市原市
https://www.youtube.com/watch?v=BKUgPlKHdr8
とてもわかりやすい動画です!ブログを書くのに参考にさせて頂きました。

アクセス・注意点(長靴必須)
https://www.city.ichihara.chiba.jp/bunka/bunkabunkazaitop/chiba_sectoin.html

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